クラブ会長挨拶
"学ぼうロータリー!" 2024年~2025年度会長テーマ
会長 今泉 浩史
幹事 坂田 健史
iシティロータリークラブは2011年に設立し、今年度第14期目を迎えます。
私自身は2013年に入会いたしましたが、会長を拝命するにあたって入会から現在までを振り返ると、ロータリーを理解したうえで、活動ができているのか疑問がわいてきました。
PETSを受講している際に、「ロータリー特有の言葉が難しい。」という話をされた同期会長がいらっしゃいました。
この言葉は、私自身、また我々のクラブ自身が抱えている問題の解決につながるのではないかと思いました。
会員増強にあたっても「ロータリーの言葉が難しいから、入会候補者に説明してもなかなか理解してもらうことができない」ということもあるかもしれません。
自身がロータリークラブについてよく理解できていない中で、地域社会やロータリー会員以外に我々自身のことを説明できるはずがありません。
ロータリーの魅力を伝えるには、一人ひとりがロータリーについて学び、ロータリーの魅力を伝えることができるようになる必要があります。我々が魅力を伝えることができれば、必ず、興味を持っていただくことができます。
今回会長就任にあたり、改めて、ロータリーについて学ぼうとしたところ「My ROTARY」に多くの疑問を解決するヒントや答えが載っていました。
そこで、今年のテーマを私自身も含め、iシティロータリークラブの会員全員がロータリーを改めて理解するために、「学ぼうロータリー」とさせていただきました。
このテーマの基、次の3点に力を入れていきます。
より深くロータリーを学ぶ
私も含めクラブ会員全員で、2024-2025年度地区重点目標に記載されている通り、 原点を大切にしながら、ロータリーを学び、その学びの手段の一つとしてMy ROTARYの活用を推進し、「ロータリーとは何か」また、
「ロータリーのしくみ」などを理解していくことにより、会員の増強や、社会への発信につながっていくものと考えます。また、地区が行っている多くのオリエンテーションやセミナー、事業にも積極的にクラブの全員で参加することで、クラブを超えた親睦にもつなげていく機会を増やします。
地区重点目標を意識しながら、ロータリーを学ぶ機会を増やしクラブを活性化していきます。 さらには、中長期的なビジョンを描くことができるようクラブ戦略委員会の立ち上げを 行うための準備を行います。
横断的な委員会運営
当クラブでは10年以上継続している大きな事業として「ポニー乗馬体験」と「ロータリーふれあい農場(玉ねぎの植え付けから収穫)」があります。両事業ともに子どもたちに 体験をしてもらうということに主眼を置いていますが、子どもたち以外にもロータリーの活動を広めていくことも必要です。
これらの事業は、今までは、奉仕プロジェクト委員会を中心に事業を組み立てていますが、ロータリーの活動を広く知らせていくために、今年度は、奉仕プロジェクト委員会以外にも積極的に活動に参加していく手段を考えます。
公共イメージ委員会であれば、事前の宣伝を通じて多くの人に知っていただく機会を増やしていきます。その発信に興味を持ち、活動に賛同する人がいれば入会候補者として、 今後のロータリー活動にも参加いただき、入会につなげることができるようにします。
無論、クラブ管理運営委員会やロータリー財団委員会の各委員会も横断的に活動しながら、クラブを活性化させ、クラブの未来につながっていくものと考えます。
参加したくなるロータリー
一人ひとりがロータリーに入って楽しさを感じることができなければ、負担だけが残ってしまい退会につながってしまう可能性があります。
楽しくロータリー活動を行うためには、何をすればよいのか?各会員からやってみたい、やってみたらどうだろうという活動を積極的に取り入れたいと思います。
また、クラブへの帰属意識を高めるためにも、会員同士の親睦を深めるための機会を、より増やしていきたいと考えています。例年行っている事業のほかに親睦旅行などもできれば、楽しいクラブになりクラブ活性化のための好循環が生まれていくのではないでしょうか。
最後になりましたが、 RI会長テーマは、
「ロータリーのマジック」THE MAGIC OF ROTARY
です。
「プロジェクトを終えるたび、寄付するたび、新会員を迎えるたびに、マジックを生み出すのです。」
と言っています。2024-2025年度が終わったときに、どんなマジックを生み出せたのか、振り返ることが今から楽しみです。
その時は、「学ぼうロータリー」というテーマが、「楽しむロータリー」に変化しているはずです。
1年間、よろしくお願いいたします。